最近のトレンド「制作費無料」の落とし穴

人間の心理として制作費用を一括で支払うより、分割して支払った方が割安と感じるます。
下記の条件でサイト制作を依頼した際、10年後までにかかる費用のトータルを示します。

この通り、条件だけ比較すると月額費用に分散された方が割安に感じるにもかかわらず、例えば10年経過すると3倍以上高額の費用を支払う事になります。
もちろん制作費用を無料に抑える事にメリットもありますが、感覚で判断せず、費用対効果の高いサービスを提供する制作会社を選ぶようにいたしましょう。




制作会社とSOHO・フリーランサー

ここではそれぞれの形態の特長についてまとめたいと思います。それぞれ組織形態上のメリット・デメリットがあり、どちらがいいという事ではありません。
制作会社は複数人がチームとなって制作にあたる事が多いです。また企業組織・法人である為、信頼はありますが組織特有の経費がかかる分、SOHO・フリーランサーが提示する金額と比べ平均的には高いケースが多いです。複数人で制作する為、比較的早く制作を完了させる事ができます。
SOHO・フリーランサーは法人化していない個人が、経営・営業・制作全てを一貫しておこなっています。自宅兼作業場という作業環境が多く、経費がかからない分、制作金額を業界平均的に見て安く設定する事が多いです。仕事のクォリティ、サービス提供の流れはフリーランサー個人に全て依存します。人的リソースが少ない事から繁忙期は仕事の受注が難しくなるケースもあります。その分、企業組織と比べ柔軟性に富み、休日でも夜間でも気軽に対応してくれたりします。


業者の得意分野

制作業者にはそれぞれ得意分野があります。デザインであったりシステム開発であったり、Webマーケティングであったり、サイト形態で言えば、ショッピングサイトが得意であったり、アニメーションが得意であったり、スマホサイトが得意であったり、ポータルサイトを開発するのが得意であったりと様々です。
業者それぞれ特徴がありますから、どのようなサイトの制作を依頼したいかによって、制作業者を選ぶのも1つの手です。だいたいどの制作業者も自社のホームページに制作実績を掲載しています。この制作実績の中に制作を依頼したいと思っているサイトと合致しているものがあれば良いと思います。


このような制作業者は避けるべき!!

・ 高額のリース費用を設定する業者(リース形式は避けるべきです)
・ 制作後の修正に多額の保守費用を要求する業者
・ 制作を外注に丸投げしてマージンだけ抜く業者


制作依頼からアップまでの流れ

まず制作を依頼する際、決めておく事として、予算・どの様なサイトを作るか(参考サイト)を念頭にサイトマップ、各ページ内の内容(原稿・イメージデータ)などを予め準備しておく事が望ましいです。制作業者が見積もるにはこれらの情報を元に見積りします。逆にこれらの情報をまったく気にせず、金額を提示する業者は金額に根拠がないので大丈夫なのかなという気がします。また制作する事のみだけではなく、制作後の運営・更新・マーケティングをどのようにしていくのか、それらも考慮して業者を選定するのが良いでしょう。
制作の依頼には発注書を送ったり、案件によっては秘密保持契約や受託契約書を交わすこともあります。これは、必要に応じて行ったり省略したりします。
正式にした後は、各ページの原稿や参考サイト、使用するイメージデータ(写真・ロゴ)などを送付し、業者の制作がはじまります。
ショッピングサイトや大きい規模のシステム開発が必要なサイトに関しては仕様をつめる為に打ち合わせを繰り返す必要があります。
仕様にまとめられない主観が入る要素、いわゆるデザインについては、あらかじめどの様なデザインにするかリクエストを出した上は、ある程度、デザイナーに一任してください。明文化できない納品条件に関してはある程度、業者に一任せずには仕事が円滑に進みません。 テスト環境で制作したサイトを確認し、修正の後、本番環境にアップとなります。
本番環境にアップすれば終わりという訳ではありません。その後、まったく更新しないようなサイトはいつしか検索エンジンも取り合わなくなります。愛着を持って定期的に更新する「生きた」サイトは検索エンジンにも評価され、ビジネスに良い影響をもたらすはずです。


アクセスアップを目指す方に

アクセスアップというとまずSEOを思い浮かべる方が多いと思います。それほどSEOという言葉は定着しています。SEOは検索エンジンの順位を意図的に向上させる施策サービスですが、このSEOをサービスとして提供している業者には注意が必要です。SEOには様々なテクニックが存在し、主にバックリンクの設置や内部ソースの最適化などで、特定のキーワードでクライアントのサイトが表示される順位を上げるのですが、近年検索エンジン(Google、Yahoo)は、これらSEO業者の施策による意図的な順位変化を徹底的に防ぐよう検索アルゴリズムの変更を繰り返しています。
昔に比べSEO業者が意図的に順位を操作する事が出来なくなりました。むしろ意図的な施策がペナルティ扱いとなり、最悪検索エンジンに表示されなくなる事もあります。
また、SEO業者が対策を施した事と、実際に検索順位が向上した事が関連している事を照明する事は出来ません。つまりサイト自体が力をつけて順位が向上しているのにもかかわらずSEO業者に料金を支払い続ける事が多々あります。
これからはSEOに多額の費用を支払うくらいであれば、リスティング広告や、サイト自体のコンテンツを増やしたりする方が賢い選択と考えます。